新しいパソコンを買ったらやること
みなさんこんにちは、PCSSのサポーターでブログ初登場のえぞまつです!経済学部2年で趣味は旅行と音楽鑑賞です。よろしくおねがいします!
さて、突然ですが私は先日新しいパソコンを買いました。広大生であれば初期講習会で経験があると思いますが、新品のパソコンを使用できる状態にするためには様々な作業を行う必要があります。例えば、インターネットで情報収集するためにブラウザと呼ばれるアプリをインストールしたり、WordやExcelを使うために広大アカウントの手続きを行ったりしなければ、大学での授業に対応することはできません。大学では会場にいた人が色々とアドバイスしてくれましたが、社会人になってパソコンを買い換える際には全ての作業を一人で行わなければなりません。
今回は、新しいパソコンを買ったときにまず行うべき「セットアップ」の流れを中心に、パソコンを買って最初にやったことを紹介したいと思います!
1.セットアップとは?
そもそも「セットアップ」とはなんでしょうか?セットアップとは、「パソコンを使用するために最低限必要な設定を行う」ことです!この作業なしでパソコンを使用することはできません。どうあがいても逃れられない運命なのです。しかし、セットアップそこまで難しい作業ではなく基本的には画面の指示に従えば問題ありません。今からセットアップの流れを説明していくので、この記事を読んで具体的なイメージをつかみましょう!
なお、ここから写真が数多く出てきますが、文章で説明したあとに該当する画面の写真を掲載するというレイアウトで説明していきます。よろしくおねがいします。
2.セットアップの準備
まずはパソコンを電源につなぎましょう。セットアップ中はパソコンの内部で様々な処理を行うのですが、この途中に電源が切れると最悪の場合パソコンを使う前に修理することになるかもしれません。そうならないようにセットアップ中は電源につないでください。
次に、無線ルーターのSSIDキーと暗号化キーが書かれている書類を用意してください。SSIDキーとは無線ルーターを識別するための名前で、暗号化キーは接続するために必要なパスワードのようなものです。これはパソコンをインターネットに接続するために必要となります。
最後に寛大な心を用意しましょう。パソコンのセットアップには時間がかかります。時間が長くてもイライラしないことが大切です。
3.セットアップの流れ
はじめにこのパソコンを使用する地域を設定しましょう。必要に応じて選ぶことになると思いますが、基本的には日本を選んで大丈夫だと思います。
次にキーボードのレイアウトを設定しましょう。用途によっては特殊なキーボードレイアウトを使用する人もいますが、Officeでの作業やネットサーフィン程度だったら通常のキーボードレイアウトで問題ありません。これも「はい」を押してサクサク進んでいきましょう!なお、このあとに「2つ目のキーボードレイアウトを設定しますか?」という内容の案内が出てきますがこれも「スキップ」を押してください。
今度は「ネットワークに接続しましょう」という画面が出てきます。これによりインターネットを使用することができるようになりますのでしっかり作業を行いましょう!ここでは無線Wi-Fiの使用を前提に説明します。画面を見ると英文字と数字が並んだ文字列がたくさん見えてきます。これが先程説明したSSIDキーです。このなかから自分のルーターのSSIDキーを探してから開いてください。すると、ネットワークセキュリティーキーを入力するように要求されると思いますので、自分のルーターのセキュリティーキーを入力してください。これでネットへの接続は完了するはずです。
ここまででひと段落ついたのでいったん休憩したいところですが、また次の作業が待ち構えています。ここからはWindowsの新機能を確認する時間です。さっそく確認してみましょう。まずはWindows10の使用許諾契約を結ぶ画面が出てきます。気になる方は内容を全部読んで「同意」を押しましょう。
次にMicrosoftアカウントを作成するように促されます。これを使用するとWindows Helloという顔認証機能を使用することができます。本当はやり方を説明したいところなのですが私はこれを行わなかったので説明ができません。
代わりに「Microsoftアカウントを作りたくない!」という人のために「ローカルアカウント」の作り方を説明します。ローカルアカウントは設定したパソコンのみで使用されるアカウントのことです。ローカルアカウントを設定するためには、上の画面の左下にある「オフラインアカウント」を開く必要があります。これをクリックした後、「代わりにMicrosoftにサインインしますか?」というメッセージが出てきますがこれも「いいえ」を選択しましょう。下の画像が出てきたらパソコンのユーザー名を決めます。基本的にはローマ字で自分の名前を入力するのがいいと思います。私の名前は「えぞまつ」なので、ローマ字で入力すると「EZOMATSU」になります。名前を入力したらパスワードを記入せよという指示が出ます。自分にとって分かりやすく、他の人にとって分かりにくいパスワードにしましょう!
パスワードを設定すると今度は「セキュリティの質問」を設定する画面が出てきます。これはパスワードを忘れた際に使用するものです。自分が確実に答えられる質問を選択して答えを入力してください。
ここまで設定すると下3つのように様々な画面が出てきます。これはWindows10の様々な機能を設定する画面です。基本的にすべての選択肢で「はい」または「同意」を選べば問題ありません。もし必要がないと思った場合は後から設定を変更することができます。
ここまで終わるとセットアップはほぼ完了です。あとはパソコン内部での処理になるので気長に待ちましょう!しばらくするとパソコンのセットアップが完了してデスクトップ画面が出てきます!これでパソコンを自由に使うことができます!
以上でセットアップ編は終了です。結構長いですが、難解な作業そのものはほとんど存在しません。「パソコンの設定って難しいだろうなあ・・・」と怖がらずにセットアップを行うと、パソコンへの自信がつくのではないでしょうか?ここまで長い間説明しつづけたので一旦休憩しましょう(・ω・)。
4.セットアップが終わったらやること
さて、セットアップが終わってもやることはたくさんあります。いくつか紹介していきましょう。なお、ここでは大学での使用を想定して説明しますが、ある程度パソコンに詳しい方は自分の用途に合わせて好きなように設定してみましょう!
その1:Google ChromeとOfficeのインストール
パソコンを大学の授業で活用するためには、インターネットブラウザとOfficeソフトをインストールする必要があります。ブラウザは様々なものがありますが、Google Chromeが特にオススメです!大学の授業で推奨ブラウザとして紹介されることもあります。ちなみにAndroidのスマートフォン(iPhone以外のスマホだと考えていただいて構いません)ではChromeアプリが既にインストールされており、Googleのアカウントにログインしておくとパソコンのブックマークや閲覧履歴をスマホでも確認することができます。
Officeは広島大学の学生であればメディアセンターのサイトでインストールすることができます。これはすでにsurfaceにOfficeをインストールしていても可能です。ただし、大学を卒業すると使用できなくなるのでご注意ください!
その2:いらないソフトのアンインストール
新品のパソコンにはメーカーが事前にインストールしたソフトがすでに存在しています。それらのソフトの中には普段は絶対に使うことがないと思われるソフトもあります。このようなソフトをアンインストール(パソコンから削除する)と、パソコンの空き容量が多くなります。ただし、中にはパソコンを使用するうえで重要な役割を果たすソフトも存在します。初めてパソコンを使うという人はアンインストールをしないほうが賢明です。
その3:リカバリメディアの作成
パソコンが壊れたときにOS(PCを動かすために必ず必要なシステム)を復旧させるためにリカバリメディアというものを作成する必要があります。これには32GB以上の容量があるUSBメモリが必要となりますので各自で用意してください。
リカバリメディアを作成するためには「コントロールパネル」を開く必要があります。Windows10ではスタート画面(Windowsキーを押したら出てくる画面です)から「設定」を開いて様々な設定を行う仕様になっているのですが、「コントロールパネル」を使用すると更に多くの設定を行うことができます。コントロールパネルを開くためには、スタート画面からアプリを探して「Windowsシステムツール」のフォルダを開き、コントロールパネルをクリックしてください。
コントロールパネルを開いたら、「システムとセキュリティ」→「セキュリティとメンテナンス」→「回復」→「回復ドライブの作成」をクリックしてください。あとは画面の指示に従ってリカバリメディアを作成すれば完了です。ちなみにこの作業も待ち時間が長いですので、ゲームをするかお茶を飲んで待ちましょう。
リカバリメディアを作成すると、パソコンが壊れてもすぐに復旧作業ができます!念のために作成しておくことを推奨します!
その4:データの移動
すでに使用しているパソコンやスマホの画像・音楽ファイルや大学の授業の資料などを新しいパソコンに移動することは大切です。私は外付けのHDDに保存していたデータを移動させましたが、広大から提供されているOneDriveというサービスを使えば、ネット上に多くのデータを保存するだけでなくほかの人と共有することができます。ちなみにこのようにネット上にデータを保存するサービスのことをクラウドサービスと呼びます。クラウドを使用してPC間でデータを移動することもできます!OneDriveのほかにはGoogleドライブやDropboxなど様々なクラウドサービスがありますが、自分の好きなものを見つけて活用していきましょう!
その5:各種ソフトのインストール
Windows10に標準で搭載されているアプリだけでなく、様々なソフトを使うという人も多いと思います。それぞれ好きなソフトをインストールして使いやすいパソコンにしましょう!ただし、コンピュータウイルスには十分に注意してください!
ちなみに私が気に入っているソフトは「Everything」というファイル検索ソフトで、ファイルの名前を入力するとすぐに検索してファイルの場所を教えてくれるという便利なソフトです。他にも撮影した写真や授業資料として配布されるPDFファイルを見るためのソフトやLINE、Slack、Zoomなどのコミュニケーションツールをインストールしておくと便利だと思います。
その6:デスクトップの背景を変更
自分の好きな画像をデスクトップの背景にしましょう。デスクトップ画面で右クリックして「個人用設定」を選ぶとデスクトップの背景を変えることができます。ちなみに私は旅行が好きなので旅行先で撮影した写真をデスクトップの背景にすることが多いです。
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ここまでパソコンを買ってからやることについて紹介してきました。みなさんはパソコンを買ったときに何をすればいいか想像できましたか?広大生でPCSSを受講している人の大半はすでにSurfaceを所有しており、半数以上の人は4年間使い続けると思います。しかし、冒頭に話したようにみなさんが社会人になったときや趣味で新しくパソコンを購入したときにこの記事は役に立つかもしれません。この記事がみなさんのパソコンライフに新しい一ページを刻む手助けになれば幸いです。それではここまで読んでいただきありがとうございました!