OneDriveでファイルを共有してみよう
目次
プロローグのまえに
本記事ではファイル共有の方法について説明しますが、他者が著作権を有する画像や音楽などのファイルを第三者に共有した場合、著作権法によって処罰されます。ファイルを共有する場合は、そのファイルは第三者に共有しても問題ないのかを十分に確認してください。
プロローグ
みなさん、こんにちは。PCSSサポーターのえぞまつです。先日第3タームの期末試験が終了しました。成績については深く触れないことにしますが、実は期末試験の勉強のことばかりが頭に入っており、この豆知識ブログの記事を書くことを忘れていました…。
さて、今回は広島大学が提供しているOfficeのサービスの一つであるOneDriveでファイルを共有する方法を紹介します。ファイルを共有することにより、プレゼンのスライドを共同で編集することができるようになります。
基本的にファイルの共有は同じサービスを使っている人同士でなければ不可能ですが、広大生のみなさんはOneDriveというサービスを無料で使うことが出来ます。せっかくのサービスですから、上手く活用していきましょう!
共有する手順
OneDriveでファイルを共有する手順は以下のとおりです。
- OneDriveにファイルを保存する。
- エクスプローラー(ファイルを管理するソフト)でOneDriveを開き共有するファイルを選ぶ。
- 共有の方法を選び、それぞれの方法に合わせて共有する。
少し複雑な操作ですが、慣れると簡単に感じます。今からもう少し詳しく説明していきましょう。
なお、今回はエクスプローラーを使用してOneDriveで共有する方法を解説していますが、実はエクスプローラーでOneDriveのフォルダを使用するためには事前に設定しておく必要があります。今回は既に設定はしているという仮定で話をすすめていきます。
もし設定していないという人がいたら、下のリンクにアクセスしてから「OneDriveを起動」を選択し、広大アカウントのメールアドレスを入力してください。すると、エクスプローラーにOneDriveを設定することができます!
(リンク)
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/onedrive/download
1.OneDriveにファイルを保存する。
ファイルを共有するためには、OneDriveにファイルを保存しなければなりません。なぜなら、インターネット上にファイルを保存することにより、共有したい相手にファイルを渡すことができるからです。OneDriveはインターネット上にファイルを保存するサービスですが、これを使うことによりインターネット上にファイルを保存するだけでなく、他者にファイルを共有することができるのです。

実際にOneDriveにファイルを保存する方法ですが、WordやExcelなどで作成したファイルを保存するときに、OneDriveのフォルダを保存場所に指定するだけです!「ファイル」>「名前を付けて保存」>「参照」を選択肢、OneDriveのフォルダを選んでください。OneDriveを普段から利用している人であれば、保存するときに「OneDrive-Hiroshima University」という項目がありますので、そちらをクリックすればOneDriveのフォルダを開くことができます!

保存するときの注意点ですが、保存するフォルダを選ぶときに、上の部分に現在開いているフォルダの場所を表示する箇所があります。ここに「OneDrive-Hiroshima University」と書かれているかどうかを確認してください!

ちなみに、OneDriveには個人用のサービスもありますが、広大が提供しているサービスでは保存容量が非常に大きいため、そちらを利用することをオススメします。
2.エクスプローラーでOneDriveのフォルダを開きファイルを選ぶ
エクスプローラーとはWindowsに標準で搭載されているファイル管理用のソフトです。Surfaceであろうとなかろうと、WindowsPCは全てエクスプローラーを用いてファイルを管理するようになっています(一部例外あり)。
エクスプローラーを開くためには、画面の下部にあるWindowsのロゴや様々なアプリのアイコンが表示されているバー(これを「タスクバー」と呼びます)の中から、画像のようなアイコンを探してください。

見つかりましたか?これがエクスプローラーのアイコンです。これをクリックするとエクスプローラーを起動することができます!エクスプローラーそのものの使い方については詳しくは説明しませんが、作業したいファイルを右クリックすると色んなことができるということだけは覚えてください!
こうしてエクスプローラーを起動し、OneDriveのフォルダから共有したいファイルを探します。ファイルを見つけたら、右クリックして青い雲のアイコンが横についている「共有」という項目をクリックしてください!

3.共有する方法を選ぶ
さて、実はOneDriveではファイル共有の方法が2つ用意されています。1つはOfficeのメールアドレスを入力し、そのメールアドレスの所有者同士で共有する方法で、もう1つは共有のためのリンクを作成し、共有したい人にそのリンクを送るという方法です。
セキュリティのことを考えると、メールアドレスを入力する形式のほうがいいのですが、リンクを送る形式のほうが簡単に共有できます。基本的にはリンクを送る形式で問題ないと思いますが、不特定多数に見られると困る場合にはメールアドレスを入力する形式のほうがよいでしょう。今回はリンクを送る方法のみ解説します。
ファイルを選び「共有」を押すと、このような画面が出てきます。リンクを送って共有するためには、下の「リンクをコピー」を選択します。

すると、共有のためのリンクが作成されますので、「コピー」をクリックしてください。これで共有のためのリンクを他の人に送ることができます!あとは、LINEなりTeamsなりでコピーしたリンクを送れば終了です!
エピローグ
少し長くなりましたが、このようなステップをふめば、OneDriveでファイルを共有することができます。ちなみに、OfficeのWordやExcel、PowerPointの場合はソフト内で共有作業を完結することもできます。オンライン授業でグループワークが必要になった場合や、サークル活動で何かチラシやスライドを作る場合には、ぜひともファイルを共有して共同編集をしてみましょう!
最後に一つだけ注意点があります。ファイル共有は非常に便利ですが、場合によっては法律に違反する可能性があります。例えば、音楽CDのデータをPCの中に入れて、それを他の人に共有するのは違法です。他にも、ネット上にアップロードされているイラストや写真を無断で不特定多数の人に共有するのも、場合によっては権利者から怒られることもあります。仮に法律に違反しない場合でも、個人情報が思わぬ形で流出する可能性もあります。
そのため、ファイルを共有するときには「著作権に違反していない」ことと「個人情報の扱いには十分に気をつける」ことの2点を強く意識しましょう!
それでは長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。