PDFを、もっと効率的に(Drawboard PDF)
皆さんこんにちは、PCSSサポーターのCanonです!
今年新入生の方は初めまして、以前見てくださっていた方はお久しぶりです。
最近は猛暑に大雨、コロナ禍と非常に生きにくい環境が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
なかなか外へ出にくい状況の今こそ、気分を変えてパソコン周りを整えてみるのもいいかもしれません。データの整理や周辺機器の充実、カスタマイズなどをしておけば、皆さんのパソコン活動がより効率的になること間違いナシ!ぜひ時間のある時にしてみてください。
さて、皆さんはもう前回の「GIMPでの画像編集」の記事はもう読まれましたでしょうか?
(まだの方はぜひココから記事に飛んでみてください)
無料でダウンロードできる非常に便利なパソコンアプリについての話でしたが、この流れで僕からも一つおすすめのアプリをご紹介します。
その名も「Drawboard PDF」です!

名前の通りPDFファイルを扱うアプリですが、他の類似アプリと比べても便利な機能が一つにまとまっており、かなり使いやすいアプリです。
そこで今回は、僕がこのアプリをお勧めする理由を大きく分けて3つ紹介したいと思います。
その1 PDFに手書きできる
まずはこのアプリの名前にもなっている、手書き機能から紹介しましょう。
できることは基本的に
- ペン、消しゴム
- マーカー
- (投げ縄)選択と移動
などです。
これらはほかのアプリ・機能にもありますね。
実際にアプリ内で使う際には、パレット(下画像)にまとめられているので管理・利用しやすい形になっています。

この記事を見ている皆さんのパソコンはSurface、もしくはペンが付属しているものだと思うので、この時点でそれらとの相性はばっちりです。
Drawboard PDFではこれらに加えて「テキスト強調」を行うことができます!
このアプリでは読み込んだPDFのテキストを自動で判別してくれるのですが、これがかなり便利な使用になっています。
自分で文字をなぞる以外にもカーソルを使って狙った範囲を選択→強調することができるので、手書きのためにPDFを拡大したりペンの太さを変えていても、きれいな形で強調することができます。

その2 複数のPDFファイルを同時に開ける
地味な機能ではありますが、アプリ一つで複数のPDFファイルを管理できる点はブラウザなどではできず、手描きと両立しているアプリはなかなかないのでこの点もDrawboard PDFをお勧めできるポイントだと思います。

その3 PDFファイル内の文字、画像を検索できる。
さて、これが最後にして最大のお勧めポイントです。
アプリの画面左に双眼鏡のマークがありますが、ここをクリックすると検索バーが左から出てきます。
ここに検索したい文字列を入力すると、見ているファイル内にある検索した文字列が一覧で表示され、それぞれを選択することでその文字がある場所へ飛べます。

先ほど少し話したテキストの判別がここで生きてくるんですね。
また、ここからは特に論文や資料を読む際に便利な機能になるのですが
画像や表について、文中にある図表番号に対応したものがファイル内にあれば、クリックしてその図表にジャンプすることもできます。
このように、ただPDFを開くだけではできない芸当ができる点が、僕がこのアプリをお勧めする一番の理由です。
あとがき
さて、今回の内容はいかがでしたか?
そもそも僕がこのアプリを見つけたきっかけは、既存のブラウザやアプリに少し不満があったからなんですが、もし今使っている手描き機能に物足りなさを感じる場合は、ぜひ使ってみてください!
Drawboard PDFはMicrosoft storeから無料でダウンロードすることができます。
ではでは~