PowerPoint効率化への道
皆さんこんにちは、PCSSサポーターのCanonです。
ここ最近、私の記事が連続していますが良ければ最後までお付き合いください。
最近めっきり寒くなりましたね。私もこたつを出して臨戦態勢を整えたところです。
季節の変わり目どころかもはや通り越して冬を感じさせる今日この頃ですが、皆さんも体調にはお気を付けください…
さて、現在PCSS講座ではPowerPointを主に使用して講座を進めているので、今回はPowerPoint関連した便利な機能をいくつかご紹介したいと思います。
カーソルを動かさずに各種設定を行う
Altキーを押すと上のリボン部分に数字が現れます

この状態でキーを押すと、それに対応した機能を使うことができます。
キーボードだけで操作を完結させたいときに便利ですね。
ショートカットキー
Ctrl+M | スライドの新規追加 |
Ctrl+T(+オブジェクト複数選択) | フォント・色の一括設定 |
Ctrl+G | グループ化 |
Ctrl+D | オブジェクトの複製 |
Ctrl+↑,→,↓,← | オブジェクトの移動 |
Shift+↑,→,↓,← | オブジェクトの大きさ変更 |
Fn有効化+Alt+Shift+F9 | ルーラー |
Fn有効化+Shift+F9 | グリッド線 |
Fn有効化+Alt+F9 | ガイド表示 |
この中でも個人的に便利だと思うのはCtrl系統のショートカットキーですね。
特にオブジェクトの移動は、カーソル移動ではできない微調整ができるのでかなり重宝します。
スライドマスター
使った人は便利だというが、なかなか使い方を学ばない…
そんな機能がスライドマスターです。
この機能を使うには、まず表示タブからスライドマスターを選択します。

すると以下のような画面に移ります

一番上の大きなスライドを「スライドマスター」と呼び、その下の小さなスライド達を「レイアウトマスター」と呼びます。
マスタースライドはパワポ全体に一括して変更を加えるとき、レイアウトマスターは対応したレイアウトのスライドだけに対して一括して変更を加えるときに使います。
例えば…

このスライド番号2~4の「タイトルとコンテンツ」というスライドすべてに変更を加えたいときは

スライドマスターのこのスライドに変更(今回は飛行機のアイコン)を加えます。

そしてスライドマスター表示を閉じると、対応したスライドすべてに飛行機のアイコンが確認できました。

ちなみにオブジェクトの挿入だけでなく、デザインやスライドのサイズ、フォントの配色や背景の書式設定などをスライドマスタータブから変更することで、それらを一括して変更することができます。
よく使うスライドなどは、先にフォーマットを考えておくことでいちいち変更する手間を省けて非常に便利です!

また設定した変更を「PowerPoint テンプレート」として保存すると、保存したフォルダからパワポを開くことで変更された設定を反映したまま新しくPowerPointスライドを作成できます。
まとめ
いかがでしたか?
今回はざっくばらんにPowerPointのおススメ機能をいくつか紹介しましたが、気になったものはあったでしょうか?
スライドマスターやショートカットキーなどは一度覚えれば今後も長く使っていける機能だと思うので、良ければぜひ覚えておいてください。
ではでは。